懲りてない人たち

今日から数日間、職場に某テレビ局の取材が入る。
で、前日にあらかじめテレビ番組のタイトルなんかを周知されていて、僕個人は正直映りたくないなあと思っていました。内容的にはどちらかというとマイナスなイメージのものなので。番組って作り手の解釈でだいぶ変わってくるし、見る人の解釈も様々だし。。
なので、「映りたくないんです」と伝えたら、ものすごい剣幕で「何故ですか?理由をお聞かせ願えますか?」ですって。何だか被写体を材料としか見てないような感覚に久々にイラッとしてしまい、言葉が出てこなくなりました。
結局僕以外にも同じ考えの人が数人いて、臨時的に職場の配置換えをして仕事をしました。で、被写体の人が必ずしも良いシーンとなる場面が撮影できる可能性が低い仕事内容なのですが、「そういう時はちょっと『ご協力』を願うかもしれません」と。
「だから映りたくないんだって。。」と心の中でつぶやきました。
つい先日某番組の捏造が問題になったばかりだというのに。。テレビ業界って嫌だなあと改めて思いました。まあ今回の件では事実を根本から捏造する訳じゃないとは思いますし、この程度のことって日常茶飯事なんでしょうね。そうでもしない限り視聴率も稼げなくなってしまいますから。自分自身もそういった番組を見てきて少なからず楽しんできましたし。とにかく被写体側に立たないことが賢明なのかもしれませんね。

抜け道発見

人民広場というだだ広い広場に特に当てもなく行ってみました。
とにかく快適で、ベンチでうっかり寝てしまいました。目が覚めた時には既に1時間半も過ぎていて、無防備だったため何か盗まれていないか慌ててチェックしました。

とは言いつつ、ただうたた寝していた訳でなく、今後の流れを漠然と頭の中で整理していました。自分にとってこの第一フェーズ(一応3ヶ月ごとで。。)は中国に慣れるというものでした。「郷に入ったら、郷に従え」とは言いますが、まずは今までの価値観をゼロにして中国の文化に触れ、生活を営む、ということを重点としてきました。
次のフェーズはというと、今大連大学で互相学習しているような友人を増やしてより一歩踏み入った中国人の価値観に触れていければな、と考えています。その為にはベースとなる語学力の向上は必達と言えますし、同時に紹介すべき日本の文化をしっかり勉強することも大切です。
現在いる会社に関しては失望するようなことがあったりで、給料に見合った仕事をする以上の何かをあまり求めないようにしています。きっと今まで日本で勤めていた会社の環境がとても恵まれていたんだと思います。こういうのは退職してみて初めて実感する部分が多いです。
さてもう一つ、ずっと気にかかっていたのが、実際に上海に行く手段でした。留学でもしない限り、現状のZビザ(就労ビザ)、もしくはFビザ(訪問ビザ)でないと長期の滞在は難しいです。いずれも企業からの招聘状的なものが必要となります。ただ上海ではできれば企業に入って仕事をするよりも自分で物事を進めたいと考えているので、このビザ関連は本当に頭を抱える問題でした。、、ところが今日になって、いろいろ検索していたら出てきましたよ、「Fビザマルチ」。日本でも取得できるらしいですが30日FIX。それが香港経由だと1年滞在可能なものが発行できるみたい。また中国でビジネスをする際も香港で法人登記して中国進出するのが良いようですね。引き続き調べていきます。。
中国ビザ取得に関する情報
http://www.chinaworld.com.hk/service/chvisainfo.html
香港の税制について
http://www.yanagisawa-accounting.com/t/topics45.htm

久々の大連大学

HSK試験もひと段落して、久しぶりに大連大学へ互相学習に行きました。
校内の至る所にちょっと変わった形のとても良い香りのする花が咲いていました。


「芙蓉」と教えられましたが、後でネットで調べたらどうやら違う花みたい。
雑談をしていて、友人が急に「先日、共産党に入りました。」と言ったので何のことだかさっぱり分からずにうなずいてしまいました。中国で共産党に入るには試験とレポートを提出して合格した人だけが入れるらしいんです。入りました、とはいえ給料が出るものでもないみたいだし。。日本でいう選挙で投票して意思表示をする、ともまた違うもののようですが、あまり深くは聞きませんでした。
それでも、僕のように政治に興味のない人間にとって、自らそういった党に志願するという行為がとても新鮮に思えました。一体何をきっかけに政治に興味を持つのか、とても興味があります。言い訳がましく聞こえるかもしれませんが、そもそも本当に世の中を変えてやろう!と思っている政治家はまず政治に興味を示さない人に対してプロモーションを打つのではないでしょうか。本当に強い意志があるのなら、大きい顔写真を載せただけのチラシとか、名前ばかり連呼する演説なんかしないはず。と思います。
それはさておき、友人が使っていた大連大学オリジナルノートがとても良いデザインだったので購入してしまいました。

日本の雑貨屋さんとかにウケが良さそう。