美味しさの基準

大連には羊肉串の屋台がたくさんあります。
串刺しされた羊肉を焼いて、調味料をかけるというシンプルな料理なんですがそれでも場所によって人気だったり、閑古鳥だったりします。僕がよく行くのは202路の医科大学駅裏の羊肉串屋さん。

陽気な新彊(ウイグル系)の二人が営業しています。
ここはメニューにナンがあります。串の種類が豊富な屋台は結構ありますがナンはなかなかない。そして何よりこの二人の人柄。お客さんを楽しませるだけではなく、串焼きが冷めたらすぐにちゃんと暖め直してくれたり。とにかく心遣いが素晴らしいんですね。

こういった心遣いを躊躇することなく自然にできる。そういうのが何だかうらやましく思えました。日本で上手くやっていくには「頭を使え」ですが、中国では「心を使え」なのかもしれませんね。こう言うと日本人って心がないみたいですが、心の表現の仕方がちょっと違うと思うんですね、きっと。

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