月別アーカイブ: 2007年8月

夏休み北京 -5-

2日目のメインであるオリンピック会場へ。この日はちょうど一年前にあたる8月8日。地下鉄2号線「安定門」駅からタクシーで15分前後で着きました。メインのスタジアムはかのヘルツォーク&ド・ムーロンによる設計。鳥の巣のイメージであるランダムに組まれた網目がとても美しいです。近くには完成を待つ人々が思い思いに写真を撮影していました。

さらに工事現場の近くまで行ってみると、建物の周りはまだまだ工事中といった感じ。このオリンピック会場のために多くの中国人が地方から集まってきているとか。周辺はとにかく建設ラッシュ、というより道路などの基本的なインフラから作っていました。トラックがひっきりなしに走っていてとにかく空気が悪いです。



そんな中、口にタオルを当てながらひたすら歩いたり、時にはバスに乗ったりでもう一つの水泳競技の会場へ。これもヘルツォーク&ド・ムーロンなのでしょうか??シンプルな長方形に水をイメージしたファサード、とても良い感じです。

で、ちょうど一年前ということで天安門でイベントが開催されていました。が、政府の圧力で一般人は見ることができず、オリンピック関係者のみが参加できるとのこと。残念、、とは思いつつもせっかくなので近くまで行ってみる事に。地下鉄の天安門駅で降りればすぐに行けるはず。という考えは甘く天安門の東駅、西駅共に閉鎖されていて、通過していってしまいました。この徹底振り、すごいです。仕方なくお隣「王府井」駅で降りて地上にでてみてびっくり。おびただしい数の人、、中国人、白人、テレビ局の人、警官などなど。。



ふと思ったのが、せっかく中国でオリンピックが開催されるというのに当の中国人がこんなにまで隔離されるのはいかがなものかなあと。空気が悪い中、必死になってオリンピック会場を作っているのも中国人な訳です。しかし完成されるやいなやそんな人々も隔離されてしまうのでしょうか。。建築に関してはヘルツォーク&ド・ムーロンは個人的に大好きな建築家ですが、何故もっと積極的に中国人の建築家を起用しなかったのか、そういった面すら疑問を抱いてしまいました。オリンピックを世界中の誰よりも待ち望んでいるのは他でもないここにいる中国人達なのに。。
さて、ディナーです。工人体育館周辺にあるalfaというお店へ。

東京なんかでも普通に話題になりそうなオシャレなお店で、一階はラウンジ風レストランで2階にダンスフロアがあり、その周りにマットレスの上に靴を脱いでくつろぎながらご飯が食べられるスペースが設けられています。日本のカフェ、クラブ、バーの良いとこ取りしたような感じですね。こういうお店、大連にも欲しい。。
店名: alfa 阿尓法
電話: 10-6413-0086
住所: 北京市朝阳区幸福一村6号

夏休み北京 -4-

さて、だいぶ更新をさぼっていた北京旅行記ですが、2日目。
胡同内にある別のホテルに移動、の前にちょっとカフェで朝ごはん。ノスタルジックな内装のZHA ZHA CAFEへ。


パンとコーヒーを頂きました。
で、ホテルはというと胡同のさらに脇道を入った奥にあるマニアックなホテル「胡同人」。「何かここにいるととびっきりハッピーな気分になれるんだよねェ」というトロピカルな表現が合いそうな空間。部屋はロフトになってて、程よい狭さが胡同の建物を改築した雰囲気が出ていてとても良いです。



店名: ZHA ZHA CAFE 锣鼓店
電話: 10-8402-4851
住所: 北京市东城区南锣鼓巷101号
2日目に泊まったホテル
ホテル名: 胡同人 旅途中的家
電話: 10-8402-5238
住所: 北京市东城区南锣鼓巷菊儿胡同71号

夏休み北京 -3-

1日目のディナーはもちろん北京ダックです。
お店は「北京大董烤鸭店」というところ。
入ってすぐのところのカマドで鴨を炙っているシェフ達を見ながら、案内が来るのを待ちます。

さて、メニューはというと董シェフの芸術作品集となっています。
作品集は日本語でも書いてあるので安心です。

待つこと40分弱。一匹の鴨が運ばれてきて、目の前で皮が盛り付けられていきます。



このツヤ、確かに芸術作品ですよね。で、見た目も然ることながら味ももちろん秀逸。youtubeの映像にあるように余分な脂を落としているので、香ばしい歯ごたえの皮と程よい脂感。決してギトッとしていないんですね。計算されつくされた北京ダックという感じ。本当に美味しいです。この北京ダックは158元。
店名: 北京大董烤鸭店
電話: 10-5169-0328
住所: 北京市东城区东四十条22号
アクセス: 地下鉄2号線「東四十条」駅下車 徒歩5分

夏休み北京 -2-

さて、1日目のメインは798芸術区。
ここも2度目になる訳ですが、胡同と同じく目を見張るような発展ぶりでした。入り口は「798」と書かれた微妙な看板が。。

しかし作品は多様化しており見応え充分。久しぶりに触れるアート作品、本当に心が洗われる気分でした。




しかし残念ながら798最大のギャラリーである「時態空間」がちょうど作品の入れ替えで展示がなかったこと。それでも独特の空間美は健在でした。

ランチは「川菜6号」へ。
内装の中国プロパガンダ風の壁画は一見の価値アリ。



川菜とは四川料理を意味します、だからという訳ではないのですが、麻婆豆腐を。日本のものとの違いは唐辛子の辛さではなく山椒の辛さであるということ。本当に辛いです。
お店をでると急に雨が降り始めました。そこでもう一軒、「料閣子」というレストランで雨宿り。キレイに整えられたテーブルワークと元工業資材倉庫だったというざっくりとした間取りのミスマッチが絶妙。


798芸術区を後にして、タクシーで15分ほどのところにある「酒廠国際芸術園」へ。こちらは元酒造工場跡地がアートエリアになったところ。798ほどの規模ではないものの、これからが期待できそうな感じ。





798艺术区
住所: 北京市朝阳区酒仙桥路4号
アクセス: 公共バス401「大山子路口南」下車 徒歩2分
WEB: http://www.798.net.cn/
酒厂国际艺术园
住所: 北京市朝阳区安外北苑北湖渠酒厂国际艺术园

夏休み北京 -1-

会社の休暇を使って4泊5日北京旅行へ。
北京はこれで2度目。深夜バスに乗って8~9時間、早朝の北京に到着。すぐに胡同内にあるホテルに移動しました。約1年振りの胡同(特に南锣鼓巷)はさらにオシャレなカフェが乱立していて、観光地化が進んでいるなあという印象。それでも大連にはない洗練された中国独特の町並みはとても刺激的でした。そういえば中国ってこういう感じだよなあ、、と。



しかしながらその中にもどこか西洋文化を取り入れた最新のデザインが入り混じっており、混沌とした町並みという表現が適切なのかもしれません。

で、朝ごはんは肉まん屋さんへ。

肉まん、いろいろ問題にはなっていましたが、中国で生活をしていると意外と割り切ってしまうものです。
半年大連で生活していたからか、北京がものすごく静かな印象がありました。町の喧騒という感じがあまりないんですね。これが2度目の北京の第一印象。
1日目に泊まったホテル
ホテル名: 青竹园宾馆
電話: 10-6401-3961
住所: 北京市东城区平安大街南锣鼓巷113号

面白い火鍋屋 / 很有意思的火鍋店

友人に教えてもらった火鍋屋さん。
いろいろな部分で他の火鍋屋と差別化を計っていてとても面白いです。
まず小さいサイズの鍋で個別に食べられるようになっています。

例えば潔癖症の方で他人の箸をつけた鍋がダメなんていう方にも最適ですね。日本のしゃぶしゃぶとかそういった鍋物にも応用できそうですし。
で、このキッチュなデザインの内装でソファに座りながら食べていると、とても不思議な気分に陥ります。

他にも待合室にはネットが完備されているし、何故か託児所っぽい一角もあったり、いたれりつくせり。
もちろん、ウェイターも普通ではありません。
詳細はyoutubeにて。

この人たち、いつか絶対スープとかこぼしてしまうんだろうなあ、、
と思ってしまいます。
—————–
朋友教我了一个火锅店。
种种的部分比别的火锅店差异化,非常有趣。
小尺寸的锅被个别吃。
例如洁癖症人不能吃别人的筷子加上的锅。但这个锅没问题。日本的火锅也能应用了。
而且,这个有意思的设计的内部装饰里坐在沙发上吃饭的话,陷入到非常不可思议的心情。等候室网络完善,也有托儿所的一角,十分周到。
当然,服务员也不普通。
详细是youtube里。
我想这个人们,有一天绝对地汤啦洒。。
店名: 小尾羊福佳新天地店
電話: (0411)8389-7758
住所: 大连沙河口区福佳新天地广西安路入口三楼东
WEB: http://nmxwy.com/