偽物が本物を越える

携帯電話は大連に着いてすぐに買ったNOKIAを使っていました。ところが液晶は見づらいし、使い勝手は悪いし、機能的でもないし。。まあ一年だけだしこのまま使うか、と思っていたんですが先日行った勝利広場でなかなかいい携帯を見つけて衝動買いしてしまいました。
それが、これ。

Lenovoならぬ、Lovme。
起動画面も素敵なんです。
Windowsが崩壊してまたWindows?

そして、愛我。私を愛して、という感じ。

いかにも偽物だなあなんて思いがちですが、特筆すべきはその機能。MP3の音楽データはもちろん、MPEG映像なんかもなかなかいい画質で再生できます。さらにはNESのゲームデータなんかも入ってて、スーパーマリオとかマッピーとか懐かしいファミコンゲームが20タイトルぐらい入ってます。
そして中国語初心者に優しい、漢字の手書き入力。
NOKIAの時は漢字の読みが分からず苦労したものです。

そしてSIMカードが2つ入ります。

携帯を起動するとどっちのSIMを使う?と聞かれます。日本でいうところのDocomoのFOMAカードとVodafoneのSIMカードが共存できるイメージでしょうか。
さらに壊れたらいつでもお店に持っておいで!的な保障も付いているし、音楽データやゲームデータも店員に言えばいくらでも貰えます。これだけできてナント1,000元。
要は中国では偽物だろうと中国のものを使った方が何かと良いということです。偽物だからと言って敬遠するのではなく、あえて使ってみる。郷に入ったら郷に従ってみる。
携帯に限った事ではありません。日本の尺度でしか中国を計れない日本人が大連には沢山います。そんなに日本が好きだったら日本に帰ればいいのに。。物価が安いからいるだけなんでしょうかねえ。

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